
豆千代流振袖コーディネート、第4弾です。
振袖・帯ともに昭和初期のアンティークを使っています。

この振袖は、まず発色の綺麗さに目を奪われます。
上前には牡丹や菊、桐の花が乱舞し、大波に船が浮かんでおり、
さらにところどころに刺繍まであしらわれています。
ご覧の通り、上前の白い部分にうっすらとしたシミがありますが、
この時代のものにしては状態は良好な方で、
アンティークをお召しになっていらっしゃる方なら気にならない程度だと思います。

桃が描かれた珍しい袋帯。
着物の発色とよく似たものを選びました。
まるで振袖と一緒に誂えたかのようですがもちろん出所は違います。
帯締めと帯留には黒を使い、全体を引き締めています。
帯揚はふっくらとした総鹿の子。胸元が豊かで豪華に見えます。

半襟は桧垣に菊の文様。こちらにも赤や黄色のビビッドな色が使われています。
全体は古典柄ですが、この発色の良い配色を繰り返し使うことで
現代風のニュアンスが出たコーディネートになりました。
今回は伊達襟を使っていませんが、
赤や黄色の伊達襟を1枚加えるとさらにゴージャスになります。
ご希望の場合はご相談ください。

後ろは帯の柄が良く分かるように、片流しに結んでみました。
昨今の振袖の着付けは、帯を小さく畳んで結ぶことが多いのですが
帯に自信がある時には、こういうゆったりとした帯結びも潔くて素敵です。
おまけに、帯にも優しい結び方です。

こちらのセットは新宿店にて販売中。
価格についてのお問い合わせをたくさん頂戴しておりますが
今回のコーディネートセットは安いもので20万円。高いもので35万円です。
フルセットの価格なので、すぐにお出かけが可能です。
詳細は新宿店まで。
TEL03-6380-5765